このブログ「四季報ラボ」では、会社四季報を参考に銘柄をピックアップし、
その後の株価推移を検証しています。
はじめに
株式投資を始めたころ、私は株主優待に強く魅力を感じていました。
テレビで見る桐谷さんの生活にも興味を持ち、
「株を持ちながら、お得に生活できるのではないか」
と考えていた時期もあります。
実際、優待目当てでいくつかの銘柄を購入しました。
しかし、投資を続ける中で、優待株に対する考え方は徐々に変化していきました。
本記事では、 優待株投資を通して感じたことについて整理していきます。
なぜ優待株に惹かれたのか
株主優待の魅力は、やはり「目に見えるお得感」だと思います。
食事券や自社商品など、実際に使える優待を受け取ることで、
投資の楽しさを感じやすい部分もあります。
私自身も、株を勉強していく中で優待制度を知り、様々な優待株に興味を持つようになりました。
また、保有しながら日常生活がお得になることにも魅力を感じ、
優待利回りを重視して銘柄を選んでいた時期もありました。
実際に失敗した銘柄
しかし、優待目当てで購入した銘柄の中には、大きく下落したものもありました。
例えば、以下のような銘柄です。
・日清食品HD (2897)
4,127円 → 2,932円 (-123,975円)
・ヤクルト本社 (2267)
2,863円 → 2,409円 (-45,325円)
・オリエンタルランド (4661)
4,553円 → 2,896円 (-165,625円)
もちろん、現在も保有していれば状況は異なっていた可能性はありますが、
少なくとも当時の私は、
「優待があるから大丈夫」 という感覚で購入していた部分もありました。
優待株で感じたリスク
優待株には独特のリスクもあると感じています。
例えば、優待権利日を過ぎると、株価が大きく下落するケースがあります。
安いタイミングで購入していればそこまで大きな影響にはなりませんが、
高値で購入していた場合、権利落ちによって一気に含み損へ転落することもあります。
一方で、権利落ち後の下落タイミングを狙い、
半年後や一年後の優待を楽しみに待つ、 という考え方もあると思っています。
優待廃止リスクについて
株主優待は突然廃止される可能性もあります。
株主にとっては魅力的な制度ですが、企業側から見ればコストや負担になる部分もあるためです。
そのため、優待株を選ぶ際には、
・現金同等物が十分にあるか
・売上や利益が安定しているか
・財務に余裕があるか
なども重要だと考えています。
財務余力が乏しい企業の場合、 優待や配当が継続できなくなるリスクもあるためです。
現在も保有している優待株
一方で、現在も保有している優待株はいくつかあります。
例えば、
・宝HD
・イオン
・イオン九州
・アンドエスティ
・エディオン
・AFC-HD
・オカムラ食品
・物語コーポレーション
・ダスキン
などです。
これらは単純に優待利回りだけではなく、
・実際によく利用する
・長期保有メリットがある
・企業自体に魅力を感じている
・総合利回りが高い
・今後の成長を期待している
といった理由から保有しています。
今思うこと
現在は、配当利回りや優待利回りだけではなく、
企業そのものを見ることが重要だと考えています。
実際、優待利回りが高く見えても、株価が大きく下落してしまえば、
結果的に損失の方が大きくなるケースもあります。
そのため現在は、「優待があるから買う」という考え方ではなく、
・業績
・成長性
・PER
・財務状況
・株主還元姿勢
などを総合的に見るようになりました。
それでも優待株に魅力はある
一方で、株主優待そのものを否定しているわけではありません。
その企業やサービスが好きだったり、長期的に応援したいと感じたりする企業であれば、
優待も含めて保有する価値はあると思っています。
いわゆる「推し活」に近い感覚で株を持つ楽しさも、投資の魅力の一つだと感じています。
以前は「優待があるから買う」という考え方が強かった一方、
現在は「企業に魅力があり、その上で優待もある」 という視点で考えるようになりました。
現在の考え方
また、優待株を購入する場合でも、
・四季報をしっかり読む
・PERが高すぎないか確認する
・一時的な下落局面を狙う
など、以前より慎重に判断するようになりました。
今後も、優待だけに目を向けるのではなく、
企業全体を見ながら投資判断を行っていきたいと思います。
まとめ
株主優待は、投資を楽しむきっかけとして非常に魅力的な制度だと思います。
一方で、優待だけを理由に投資を行うと、大きな損失につながるケースもあります。
現在は、優待・配当・成長性などを総合的に見ながら、 投資判断を行うことの重要性を感じています。


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