このブログ「四季報ラボ」では、会社四季報を参考に銘柄をピックアップし、
その後の株価推移を検証しています。
25年秋号では、四季報を参考に42銘柄をピックアップしました。 この記事では、それらの銘柄がその後どのような株価推移となったのかを検証します。
検証条件
・対象:25年秋号ピックアップ銘柄
・銘柄数:42銘柄
・基準株価:25年秋号記載株価
・検証株価:26/03/02時点
・最高額の定義:一瞬の高値(上ヒゲ)でも、最高額としてカウント
銘柄全体の結果
42銘柄の結果をまとめると、次のようになりました。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 銘柄数 | 42銘柄 |
| 上昇率(平均) | +20.9% |
| 上昇率(中央値) | +5.6% |
| 勝率 | 71% |
今回の42銘柄の平均上昇率は+20.9%、中央値は+5.6%でした。
勝率は71%となり、7割程度の銘柄がプラスとなる結果でした。
(勝率とは、株価変動が0%以上の割合を指します)


最も多かったのは、「0~20%」の上昇となった銘柄でした。
一方で、400%以上の大きな上昇となった銘柄も1社ありました。
今回の42銘柄の結果は、平均上昇率は20.9%、中央値は5.6%です。
平均値は一部の大きく上昇した銘柄の影響を受けやすいですが、
中央値は全体の中心的な結果を表します。
今回は中央値が5.6%となっていることから、多くの銘柄は大きく上昇したわけではなく、
小幅な上昇にとどまる銘柄が多かったことが分かります。 このように、
平均値と中央値の両方を見ることで、銘柄選定の結果をより客観的に評価できると感じました。
次に、勝率グラフです。

42銘柄中、30銘柄がプラスとなり、勝率は約71%となりました。
特に大きく上昇したのは、以下の銘柄です。
・3110 日東紡 (+401.9%)、想定理由:半導体関連で、時合いが強い
・1963 日揮HLD (+81.7%)、想定理由:業績上方修正
・6480 日本トムソン (+80.4%)、想定理由:半導体関連で、時合いが強い
・6083 ERI HLD (+71.5%)、想定理由:年間40円の配当増額
今回の検証では、42銘柄中30銘柄がプラスとなり、一定の成果が確認できました。
一方で、0~20%の上昇に留まる銘柄も多く、大きく上昇する銘柄は一部に限られていました。
反省点
今回の検証では、約3割の銘柄がマイナスとなってしまいした。
該当銘柄を見ると、PERが高すぎる銘柄をいくつか選んでしまったのではないかと考えました。
PERが高いということは期待が大きく織り込まれているものであって、
その期待が大きすぎると、想定以上の決算結果が求められてしまったり、
市場の悪い流れであっという間に売られてしまったりするため、
初心者の私には扱いが難しい銘柄もあったのではないかと考えています。
今回の25秋号ピックアップ銘柄の株価結果を振り返り、
四季報を参考に銘柄を選ぶ場合、大きく伸びる銘柄を選ぶことも大事ですが、
それ以上に「いかに負けない銘柄を選定すること」が重要であはないかと感じました。
次回予告
次回は新春号の銘柄も同様に検証していきます。
また、今回の検証では、勝率や平均上昇率など一定の成果は見られました。
しかし、マイナスとなった銘柄を見ると、共通点も見えてきました。
今後の記事では、その点についても少し掘り下げて検証してみようと思います。
この検証は今後も継続し、 四季報を参考にした銘柄選定の有効性を検証していきます。
最後に、ピックアップ銘柄の個別増減率一覧表を以下に記して、
本記事を終わりにしたいと思います。



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